異常気象・・・

記録的な豪雨で各地に甚大な被害が出ています。

線状降雨帯という聞きなれない気象現象が原因のようです。

強烈な雨雲が、同じ地域に居座って、短時間に猛烈な雨をくり返し

降らせるというやっかいな現象です。

地球温暖化、異常気象と言われだして、久しい感がありますが、

それにしても・・という状況です。

私の子供の頃は・・とすぐ昔と比べたがるのは悪いクセですが、

線状降雨帯とかゲリラ豪雨などという言葉はありませんでした。

そんな現象自体がなかったのか、あてはまる言葉がなかったのかは

定かでありませんが・・。

子供の頃の夏の風物詩と言えば「夕立ち」。

急に雷が鳴りだし、ザアーと強い雨が降りだすのですが、

30分位で止み、後は「打ち水」をしたような涼しさ、という印象

が残っています。「ゲリラ豪雨」とはあまりにもかけ離れたイメージです。

夏は確かに暑かったですが、35℃を超えることなどほとんどなく、

街中の体感温度も今とは比べ物にならなかったと思います。

家々にエアコンなどなく、室外機から排気される熱風はありません。

家の周りのほとんどの道は舗装されていない「土」の道で、

アスファルトにため込まれた熱気や、輻射熱とは無縁でした。

普段は簾越しに吹き込むさわやかな風で十分涼しかったですし、

よほど暑ければ、扇風機を少し回すだけでした。

「便利さ」や「スピード」と引き換えに、失うものも多くあります。

「情緒」や「風情」、心の中だけでもこんな言葉を忘れたくは

ありませんね。

【心斎橋GG】